「ゲンキの時間」で紹介された
股関節を柔らかくするクルトン体操。
体操のやり方や
股関節の柔軟性について
詳しくまとめました。
有吉先生の動画も
発見したので、
文字の説明がわかりにくい場合は
動画を見てください。
股関節の柔らかさはとても大事
股関節は身体の中にある
関節のなかで、
1番大きな関節です。
股関節は歩く、
立つなどの行動で
必ず使います。
自分でも気付かないうちに
とても酷使している
関節です。
股関節が硬くなると
様々な影響が出ます。
例えば、
●身体がむくみやすくなり、冷え性になる
●太もも・お尻周りがパンパンになる
などです。
股関節が硬くなることで、
特に気をつけたいのが
転びやすくなること。
転倒すると怖いのが
骨折です。
高齢者の骨折は
かなりやっかいです。
最悪の場合、
寝たきりになる可能性があります。
転倒しやすさのテスト
自分が転びやすいかは
簡単にテストすることができます。
1.できるだけ大股で2歩あるきます
2.スタートから、つま先までの距離を測ります
3.この距離÷身長の数値を出す
この数値が1.3に満たないと
脚の上がりがわるく、
転倒の危険性が高いです。
例.2歩の幅が200cmで
身長160cmの人の数値は
200÷160=1.25
1.3に満たないので、
転びやすいと考えられます。
なぜ、股関節が硬いと転びやすいのか?
股関節が硬い人は
すり足になりがちです。
すり足歩行は
足が上がっていないので、
つまづきやすくなります。
もう1つ理由があり
立ち上がるときの
前傾姿勢です。
股関節がうまく使えないひとは
前傾姿勢のまま、
立ち上がります。
前に傾いた状態で歩きだすと、
何かに引っかかった場合、
バランスが悪いので、すぐ転けてしまいます。
転ばないためには
股関節を柔らかくしておくことが
重要です。
「まだ若いし、転ぶわけない」
と思っているあなたも、
股関節を柔らかくすることは
重要です。
股関節が硬いと
骨盤が歪んで、
腰痛や膝痛の原因になります。
さらに、足の歪みが
発生して、O脚やX脚など
足のラインが崩れることもあります。
股関節の硬さ=脚の太さ
ともいわれています。
股関節が硬いと
脚まで太くなる可能性があるので、
股関節は日ごろから
柔らかくしましょう。
股関節を柔らかくするために
行うのが「クルトン体操」です。
クルトン体操とは
「ゲンキの時間」でコンディショナートレーナ・
有吉与志恵さんが
教えてくれた体操です。
2分で股関節の柔軟性が戻る
とっても簡単な
体操なので、ぜひやってみましょう。
クルトン体操のやり方
①.脚を伸ばして座り、
片ひざの下に丸めたタオルを置く。
②.太ももを両手でもち、
かかとを軸に左右にクルクルと回す。
※このとき、脚を股関節から
引っ張るように行います。
③.ひざをトントンと床に打ちつける。
④.10回ずつを1セットで3回行う。
⑤.もう片方の脚も同じように行う。
クルトン体操のポイントは
脚の力を抜いて、
手の力だけで行うこと。
手の力がない方は
タオルで脚を持ち上げて、
トントンすると
楽にできます。
※股関節が特に硬い方は
お尻の下に丸めたタオルや
クッションなどを敷くと
楽にできます。
やり方がわかりにくかったら、
この動画を参考にしてください。
クルトン体操は1分30秒ぐらい。
クルトン体操以外の運動も
様々な不調を改善するものなので、
一緒にやると効果的です。
クルトン体操は1日1回でもいいので、
暇なときにやるといいでしょう。
ほんまかいな